el weblog del montserrat

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2011.6.18 菅直人の起死回生へ向けての提案
 16日付のエントリに、こう書いた。
  電力会社を分散し、多数化し、独占体制を解体せよ。その場合、われわれ利用者は、電力料金を好きな電力会社に払えるようにすればよい。  原発を推進する悪魔の会社か、それとも、クリーンエネルギーを推進する会社か、われわれ利用者が望んでいる発電所のありたかが、振込先によって明確に意思表示できるようにするべきだ。  これは、まじめな提言であり、そして、政治がやろうとすれば、実行可能な提言である。  問題は、東電に支配洗脳されている政治家が多い中で、その政策を貫き、法律を作れるか、という点にあるだろう。  (中略)  あるいは、反原発をぶちあげたせいで、虎の尾を踏んで、菅降ろしの嵐に見舞われてしまった菅直人首相が、最後の置き土産として、この法律を通してくれれば、それだけで、未来百年にわたって褒め称えられるべき名宰相として歴史に名を残すことになるだろう。
 そうしたら、朝日新聞6.18夕刊の「素粒子」というコラムにこう出た。
 どのみち遠からず辞める菅首相。エネルギー政策転換で花道を飾ろう。それさえあればきっと歴史に名を刻める。
 まあ、わたしのブログを参考にして書いたのであろう、というのは冗談だが、ま、素粒子でも思いつくぐらい誰でも考えることなのだ、とは言えよう。ということは、国民に圧倒的に支持される可能性もあると思える。  そして、ここにきて、twitterに、以下のようなつぶやきが出た。  http://twitter.com/#!/murasawa/status/82067839455993856
菅直人首相が「脱原発」か否かを争点に衆院解散に打って出る。永田町でこんな噂が駆けめぐり、自民党が警戒感を強めている。http://t.co/rhSEiR4(日本にはそういう手がある。首相にしかできないが。もし、やったら実質的な国民投票)
   それだ!  菅直人よ、ぜひそれで行け!  どうせ、政界には味方は少なかろう、ITメディアを縦横に駆使して国民を直接味方につけるんだ!  ニコニコ動画に出てしゃべりまくれ!  youtubeに流そう!  twitterで、つぶやきまくれ!  そして、反原発だけを争点とする総選挙をぶち上げよう!  被災地での投票については国や他の余力ある自治体などが全面的に支援することにすれば、おそらく大丈夫だ。  「わたしは断固として原発廃止、脱原発日本を実現する。賛同するものこの指止まれ! そうでないものは、民主党だろうと社民党だろうと国民新党だろうと、もちろん自民だろうと、すべて抵抗勢力だ!」  とぶちあげろ!  大丈夫、懸命な市民の過半数は、きっとあなたの味方になる!  電力会社や、マスコミや、財界(経団連など)や、官僚、御用学者などは、原発の継続のために、やっきになって国民を洗脳しようとしているが、賢明な市民はかならずや、正しい選択をするであろう。  このまま黙っていれば、下らない永田町の論理やら、民主党内の力学などによって、その地位を追われることはほぼ確実なのであろう菅首相よ。  であれば、窮鼠猫を噛むでもなんでもいい。  今こそ、もっとも重要な争点「原発か否か」で、国民の信を問え!  その一点で、政界を再編すれば良いのだ。  その時、あなたは、真の市民派政治家としての本来の姿を取り戻し、歴史に長く名を残す名宰相となる!
| 政治 | 22:37 | comments(1) | trackbacks(0)
鳩山邦夫は自民党を離党し新党を結成せよ!

 2009.6.12、鳩山邦夫が総務大臣を辞任。実質的には麻生太郎首相による更迭。
 辞任させた理由を麻生太郎はこう述べた。
 「政府と郵政会社との間に混乱を生じた印象を与えたことははなはだ遺憾。早急に解決されてしかるべき」云々。
 だが、言わせてもらえば、混乱を生じた原因は、すべて郵政会社の側にあることは自明だ。かんぽの宿売却をめぐる無数の疑惑。DM不正問題(これに関しては総務省の役人も原因)。
 鳩山総務大臣の、当然の西川郵政会社社長辞任要求に対して、うだうだと反論を述べた自民党の人間どもにも混乱を生じた原因があろう。

 正しいことを主張して、結果、混乱を生じた印象が生まれたからといって、正しいことを主張した人間が失脚する現在の日本は、不正の巣窟以外の何物でもない。

 どう考えても、むしろ正義に適うのは、鳩山邦夫に抵抗した野郎どもが、すべて(首相も含め)更迭されることのほうであろう。

 鳩山邦夫といえど、政治家であり、鳩山一族の末裔である以上、ロクな人間ではなかろうが(極めつけ)、それにしても、近年の郵政を巡る発言・行動は、肯定されてしかるべきであった。
 また、あのおっちょこちょいっぷり、猪突猛進ぶりは、得がたいキャラである。
 (クサナギ君を「最低の人間」と言ってしまったのは、おっちょこちょいが出た失策だったが、立場上やむをえなかったのかもしれない。「アルカイダに友人がいる」発言よりは穏健だがw)

 郵政民営化は、アメリカ合衆国の国是であり、アメリカの奴隷たる日本の国是ともなっている。
 郵政民営化推進派に反旗を翻す人間は、今後も、続々と失脚していくことになるのだろう。
 アメリカに楯突いては、自民党の権力の座にはいられない、ということなのであろう。
 (考えてみれば「アルカイダ友人」発言も、反アメリカ的立場を示すものだったのかも)
 日本をアメリカに売り渡す小泉改革路線を堅持するため、鳩山邦夫を更迭に追い込んだ人間どものことは、ぜひとも記憶しておかなければならないだろう(この件は別にまとめておくこと)。

 鳩山邦夫が、自民党を離党するかどうか、分からないが、ぜひ、離党し、新党を結成してほしいものだ。
 そして、兄の率いる民主党と連立して政権を取り、総務大臣に返り咲き、自分を失脚させた野郎どもを、ビシバシと粛清する報復人事を行っていただきたい。
 (注:このことは民主党支持を意味するわけではない。だいたい、小沢一郎が党首であったり、鳩山兄弟が自民と民主に分かれて政治家をやっていることからも分かるように、自民だろうが、民主だろうが、大差はない、と考えている)

 あの、ブルドッグのような、いかつい風貌。
 おっちょこちょいで、ちょっとおバカな憎めないキャラクター。
 鳩山邦夫には、日本のウゴ・チャベスとして、反米の雄として、今後も頑張っていただきたい(期待しすぎ)。


(追記)
 それにしても、この更迭は、非常に、麻生政権・自民党の印象を悪くするものであるように思われる。こぞって、悪=郵政会社の味方をし、正義の味方の首を取った訳であるから。
 自民党政権を危険に晒してまで、郵政民営化路線を護持しなければならないほどに、アメリカ様のご意向は自民党政府にとって絶対なのだ、ということか。
 それとも、単に、政権は、国民を舐めきっている、ということを意味するのだろうか。

 (追記:参考)
 「西川更迭」でなく、「鳩山更迭」を選択した麻生総理 - 保坂展人のどこどこ日記

 盟友鳩山邦夫総務相実質更迭がもたらす報い: 植草一秀の『知られざる真実』

 テレ朝報道ステーションの救いようのない欺瞞: 植草一秀の『知られざる真実』

| 政治 | 10:14 | comments(21) | trackbacks(0)
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